日本獣医師会雑誌
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乳中尿素態窒素測定法の比較と測定値に及ぼす乳汁採取・保存方法の影響
生田 健太郎小鴨 睦篠倉 和己函城 悦司
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2000 年 53 巻 5 号 p. 285-288

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抄録
乾式血液自動分析装置 (ドライケム) を用いて17頭の乳牛から同時に採取した血液と乳汁の尿素態窒素 (BUN, MUN) を測定したところ, 高い相関が認められた (r=0.982, P<0.01). ドライケム測定値と, 吸光度法, 差動pH法および赤外線法との測定値の問には高い相関が認められた (r=0.891-0.941, P<0.01) が, 試験紙法との間には有意な相関は認められなかった. 乳汁を室温で保存した場合, 24時間後のMUN濃度は有意に低下した (P<0.05). 右前分房では搾乳の前後でMUN濃度に有意差が認められた (P<0.01). MUNは, 飼料摂取後3~5時間で最高値に達したのち低下した.
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