抄録
ニワトり単球系培養細胞株, IN24とLSCC-NP1細胞におけるANAE活性の局在と分化誘導時の変化を電顕的に調べた. 細胞形態および機能的にIN24細胞はLSCC-NP1細胞に比較して, 未分化な性状を示した. ANAE活性はIN24とLSCC-NP1細胞の細胞膜表面の全域に認められ, ライソソームと貪食空胞においては陰性であった. ANAE反応はIN24細胞において層板状を, LSCC-NP1細胞において顆粒状を示した. INF-γの処理によって, IN24細胞のANAE反応はLSCC-NP1細胞に類似の顆粒状を示した. またLPS処理後のIN24細胞では, ANAE反応の低下と局在化がみられた.