Journal of Veterinary Medical Science
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電離放射線で照射されたpSV2-neoプラスミドのマウスDBT細胞における形質転換効率の促進効果(短報)
林 正信水谷 哲也桑原 幹典佐藤 文昭波岡 茂郎
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1991 年 53 巻 5 号 p. 941-943

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抄録
プラスミドpSV2-neoを直鎖状にしてX線で照射し, マウスDBT細胞に導入した場合, その形質転換効率は非照射時に比べ2倍以上増加した. 閉鎖環状のプラスミドを照射した場合, 形質転換効率の上昇は認められなかった. サザンブロット解析により導入プラスミドは宿主細胞DNAに組み込まれている事が示された. 本実験系は電離放射線の照射によって損傷を受けたDNAが宿主細胞中の修復系をどの様に活性化するかを検討する上で有用と考えられる.
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