Journal of Veterinary Medical Science
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本邦の性および年齢の異なる豚群における大腸バランチジウム感染率(短報)
中内 潔
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1991 年 53 巻 5 号 p. 967-968

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抄録
6ヶ月および2から4才齢の雌雄の豚について大腸バランチジウムの感染状況を調査した. その結果, 大腸バランチジウムは252頭中84.1%から検出され, 平均寄生虫体数は糞便1g中517.1であり, 宿主の性および年齢による差は認められなかった. 以上のことから, 大多数の豚は性別に関係なく, 少なくとも生後6ヶ月以前に, 大腸バランチジウムに感染していることが示唆された.
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© 社団法人 日本獣医学会
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