1994 年 56 巻 5 号 p. 995-996
離乳後2日目の豚にE2Bを0.2または0.4mg筋注して, 血中LHの動態を観察した. その結果, E2B投与後60-66時間に集中してLHサージが認められた. また離乳日にE2B 0.2mg(I群), 離乳後2日目に0.2(II群)または0.4mg(III群)投与群では離乳から発情までの日数及び発情発現率は, II群が対照群に比べ勝っていた. 分娩率はIII群のみが対照群に比べ有意に低かった. しかし, 産子数には著しい差は認められなかった.