Journal of Veterinary Medical Science
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19-PFT-F細胞におけるブタサイトメガロウイルスの増殖に及ぼすTPAの影響
川村 齊松崎 壮志郎
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1996 年 58 巻 3 号 p. 263-265

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抄録

PCMVのOF1株を大量19-PFT-F細胞に接種し, 1ml当たり5-60ngのTPAを含む培地で培養すると, 膨化細胞と小合胞体からなる激しいCPEが2日後から出現し, 少量のウイルスを接種すると膨化細胞の集塊から成るフォーカスを3-4日後に形成した. フォーカス形成細胞の核と細胞質に特異的蛍光抗原がみられた. このフォーカス形成を用いるとウイルス感染価測定は4日間で可能であった. ウイルスの増値はTPAを加えると早くなった.

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