抄録
円盤投の最適化を研究例として,我々が利用した可視化技術を紹介する.具体的には,PIV計測,煙による流れの観察,自己組織化マップ,アニメーション等である.
円盤投研究の目的は,飛距離最長となる投出し条件を求めることである.選手は,日々のトレーニングの中で,飛距離最長を目指して,投出し条件,つまりスキルを改善している.用具設計者は,投げやすく,飛距離がでる円盤を目指して,ルール範囲内で,円盤の慣性モーメントや形状を最適設計している.スキルと用具がうまく調和すれば,飛距離は伸びるはずである.我々は,スキルと用具の同時最適化を目標として,研究を進めている.また,今回は,飛距離に加えて,投出し条件のロバスト性も目的に加えた最適化例を紹介する.