2015 年 35 巻 139 号 p. 19-23
ステレオPIV,ダイナミックPIV,ホログラフィックPIV,トモグラフィックPIVというように,PIVは時代とともにその空間分解能,時間分解能を向上させてきた.また,解析アルゴリズムに関しても,従来の直接相互相関法やFFT相関法に加えて,再帰的相関やアンサンブル相関など,解析精度向上のための研究も進んできた.しかしながら,ポンプメーカーによるPIV計測事例は,2D-2CのPIVであってもあまり増えていない.本報ではポンプメーカーにおけるPIV計測事例を紹介し,PIVを使用する上での課題について述べる.