可視化情報学会誌
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確率的ポイントレンダリングに基づく3次元融合画像の生成
長谷川 恭子
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2016 年 36 巻 143 号 p. 15-19

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抄録

3次元ボリュームデータの可視化手法としてはポリゴンレンダリングによる高速かつ高精細な可視化が一般的であるが,視線に沿って大量のポリゴンやサンプル点群をソートする必要がある.一方,レンダリング時にソート処理を必要としない手法として粒子ベースレンダリングが注目されている.粒子ベースレンダリングの特徴は,不透明な発光粒子群を用いて可視化することである.同手法を用いて3次元的な融合画像を作成するためには,複数のボリュームデータが単独で生成する可視化のための粒子群に対して,単純に順不同で統合するだけでよい.これにより,例えば放射線医療シミュレーションの可視化において,人体組織と線量分布を3次元的に重ねて半透明可視化することが容易に可能になる.さらに,臓器の表面と内部のようなサーフェスデータとボリュームデータの融合画像も容易に生成可能である.

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© 2016 社団法人 可視化情報学会
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