日本暖地畜産学会報
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原著論文(一般論文)
肥育豚用エコフィードの栄養価測定における生体試験法,AIA法およびin vitro法の比較
伊村 嘉美屋良 朝宣宮城 尚仲村 一郎川本 康博
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2010 年 53 巻 1 号 p. 67-73

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抄録
エコフィードの迅速で簡便な栄養価の評価方法を確立するために,全糞採取法(in vivo法),酸不溶性灰分を指示物質として用いる方法(AIA法)および人工消化試験法(in vitro法)でエコフィード2種類と市販の肥育豚用配合飼料2種類の栄養価を測定し,比較検討した.
CP,NFE,OMおよびDM消化率についてin vivo法とAIA推定値との間に有意な相関は認められなかったが,EE,CAおよびCF消化率についてはAIA推定値との間に有意な相関関係が認められた(いずれもp<0.01,r>0.7).DCP,DEE,DCF,DNFE,可消化有機物(DOM)およびTDNについてin vivo試験における値とAIA法による推定値との間に有意な相関関係が認められた(p<0.05,r>0.46).
エコフィードのin vivo有機物消化率はin vitro法における有機物消失率との間に有意な回帰式(OMD=0.39×OMDv+0.60,r=0.81,p<0.05)が得られ,in vitro法によって有機物消化率を推定することができた.
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© 2010 日本暖地畜産学会
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