西日本畜産学会報
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黒毛和種子牛の固形飼料摂取
玉城 政信島袋 宏俊石垣 勇金城 寛信
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1996 年 39 巻 p. 35-37

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抄録
生後31日から90日齢の黒毛和種子牛で, 濃厚飼料摂取と飼槽底の高さ, 粗飼料摂取と切断長との関係を検討した。濃厚飼料は飼槽底の高さを床面から45cm, 35cmおよび25cmの3段階を比較した。その結果, 生後31日から70日齢では45cmおよび35cmが25cmより多く摂取した。生後71日齢以降の摂取割合では飼槽の底の影響は認められなかった。
粗飼料 (ギニアグラス) の切断長が2cm, 5cmおよび10cm区の比較では, 10cm区の摂取量が81.6gであり, 5cm区および2cm区より多く, 5cm, 10cmおよび15cm区の比較では, 各区の差は認められなかった。
これらのことから子牛の飼槽底の高さは床面から35~45cm程度が濃厚飼料の摂取を高めるのに有効と考えられ, 子牛の粗飼料摂取量を向上させるには, 粗飼料の切断長は10cm程度が良いと考えられた。
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© 日本暖地畜産学会
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