溶接学会全国大会講演概要
平成19年度春季全国大会
セッションID: 202
会議情報

半導体レーザ照射によるチタン酸バリウム薄膜の誘電特性向上
*阿部 信行塚本 雅裕中村 尚行森本 純司明渡 純
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

電子機器の小型化とともに実装基板の高集積化が要求されており、基板上に微細電子部品としてチタン酸バリウム(BTO)薄膜でコンデンサーを形成することが考えられている。その際にはBTO薄膜の誘電特性向上のために薄膜へのアニーリングが必要とされており、基板を加熱損傷することなく薄膜だけを加熱する精細アニーリング技術が要求されている。半導体レーザの楕円形ビームを用いることにより薄膜のみを加熱することで炉加熱と同等のアニーリング効果が実現できたことを報告する。

著者関連情報
© 2007 社団法人 溶接学会
前の記事 次の記事
feedback
Top