線形摩擦接合過程における接合部ミクロ組織の生成形態

抄録

線形摩擦接合（Linear Friction Welding: LFW）法は、材料同士を押し付け、線形運動で擦りあわせた際に生じる摩擦熱を熱源とした接合法である。本研究では、Ｔｉ合金を用いてこれまでの研究をさらに発展させ、LFW法の接合過程における接合部ミクロ組織の形成過程を明らかにし，本技術の高度化・最適化の一助とすることを目的とする。