溶接学会全国大会講演概要
2025年度春季全国大会
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炭素鋼の線形摩擦接合における印加圧力と継手残留応力の関係
*髙橋 佳大山下 享介潮田 浩作三上 欣希藤井 英俊
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会議録・要旨集 認証あり

p. 112-113

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抄録
溶融溶接では、接合中の熱収縮により継手に大きな引張残留応力が導入されるが、その残留応力は疲労特性を劣化させる可能性がある。そのため、残留応力を制御できる接合法が理想である。線形摩擦接合(LFW)は、印加圧力により接合中の最高到達温度を制御できる。しかし、LFW継手の残留応力分布と接合条件の関係を詳細に検討した例はほとんど無い。本研究では炭素鋼に対して種々の印加圧力でLFWを行い、残留応力の関係の明確化を試みた。
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