水道協会雑誌
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「報文」
給配水情報管理システムを活用した漏水調査の効率化
酒井 良奥野 浩史
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2020 年 89 巻 5 号 p. 2-8

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抄録

給配水情報管理システム(業務で使われる情報と地理情報を関連付けるシステム)の機能の一つとして、漏水調査機器との連携機能がある。本市では、市内約2,200km ある小口径管路を約4km に区分した漏水調査区画を562区画設定し、その区画毎の地下漏水調査を継続的に実施することで漏水事故を防ぎ、漏水の早期発見に努めている。現在の調査手法としては、業務委託で測定した漏水調査の音圧データ等を給配水情報管理システム(以下、「給配システム」という。)に取込み、このシステムに反映された音圧分布や音圧波形等を基に、二次調査範囲の絞込みを効率的に行っている。また、現在実施している2年間で市内全域を巡回する地下漏水調査の調査頻度について、給配システムに格納されているあらゆるデータを活用することで、漏水調査区画に点数付けを行い、区画の優先順位を考慮した効率的な循環年数1)を設定することができた。

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© 2020 本論文著者
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