九州大学大学院工学研究科 化学システム工学
2000 年 26 巻 1 号 p. 119-121
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
潜熱蓄熱材であるパラフィンの熱伝導度を向上させるために, 炭素繊維を添加した複合蓄熱材を作成した. その蓄熱材を用いたカプセル型蓄熱槽を用いて, 炭素繊維の添加が放熱特性に及ぼす影響を検討した. 炭素繊維は体積分率で0から2%まで変化させた. その結果, 炭素繊維の添加は蓄熱槽の放熱特性を改善するのに有効であることが実証された. また, 著者らの一人が提案した伝熱モデルによって実験結果をほぼ予測することができた.
化学機械
化学工学
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら