九州工業大学大学院工学研究院物質工学研究系
2019 年 67 巻 8 号 p. 342-345
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光音響分光法は,光吸収によって生じた励起種(例えば,励起状態にある電子など)が基底状態に戻る際に放出される熱を,物質の熱膨張によって生じた圧力変化(音波)として検出する手法であり,音の大きさによって光吸収量を評価する。そのため,微粒子の分光測定の際に問題となる光散乱の影響を受けることなく,そのままの状態での測定が可能である。本稿では,光音響分光法の概要と,これを光触媒反応に適用した著者らの取り組みについて紹介する。
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