化学と教育
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産学連携企画「こんな『研究と教育』が面白い」:感性の化学
感性マテリアル開発に役立つ評価技術とコミュニケーションツール
高橋 雅人中村 健二
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2022 年 70 巻 4 号 p. 200-203

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抄録

機能的価値以外の価値として,「感性価値」が注目されている。日本の化学企業は,合成,配合,加工などの技術を用いて,五感に訴える様々な特性を持った感性価値を付与したマテリアルを積極的に提供できる立場にある。近年,感性価値に注目したマテリアル開発に関して,化学企業からクリエイターやデザイナーへの発信が行われつつある。本稿では感性価値,感性価値製品開発のための化学企業の取り組みについて報告する。

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© 2022 公益社団法人 日本化学会
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