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1988 年 62 巻 11 号 p. 973-1001
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新しい経口用セフェム剤CS-807の細菌性肺炎に対する有効性, 安全性および有用性を客観的に検討する目的でCefaclor (以下CCL) を対照薬剤とし, 二重盲検法により比較試験を実施した.
CS-807は1日200mg (1日100mg, 1日2回), CCLは1日1,500mg (1回500mg, 1日3回) を原則として14日間経口投与し, 以下の成績を得た.
1) 総投与症例186例中, 小委員会により採用された臨床効果解析対象例は144例 (CS-807群75例, CCL群69例), うち細菌性肺炎・肺化膿症 (以下細菌性肺炎群) は138例 (CS-807群71例, CCL群67例), マイコプラズマ肺炎・原発性異型肺炎 (以下非細菌性肺炎群) は, 6例 (CS・807群4例, CCL群2例) であった.背景因子は全症例および細菌性肺炎群においてCCL群に胸痛が有意に多く見られた以外, 有意な偏りはみられなかった.
2) 小委員会判定による臨床効果は全症例ではCS-807群86.7%(65/75), CCL群81.2%(56/69), 細菌性肺炎群ではCS-807群85.9%(61/71), CCL群82.1%(55/67) で, 両薬剤群間に有意差は認められなかった.また, 主治医判定は全症例ではCS-807群86.7%(65/75), CCL群83.8%(57/68), 細菌性肺炎群ではCS-807群85.9%(61/71), CCL群84.8%(56/66) で同様に有意差は認められなかった.
3) 細菌学的効果は除菌率CS-807群100%(18/18), CCL群85.7%(24/28) で両薬剤群間に有意差は認められなかった.
4) 副作用はCS・807群89例ではまったくみられず, CCL群85例では3例 (3.5%) にみられたが, 両薬剤群間に有意差は認められなかった.臨床検査異常も, CS-807群23.7%(19/80), CCL群26.9%(21/78) で同じく有意差は認められなかった.これら副作用, 検査値異常とも重篤なものは認められなかった.
5) 小委員会判定による有用性は, 全症例ではCS-807群86.7%(65/75), CCL群77.1%(54/70), 細菌性肺炎群ではCS-807群85.9%(61/71), CCL群79.1%(53/67) で両薬剤群間に有意差は認められなかった.また主治医判定による有用性は, 全症例ではCS-807群86.7%(65/75), CCL群76.8%(53/69), 細菌性肺炎群ではCS-807群85.9%(61/71), CCL群78.8%(52/66) で, いずれにおいても両薬剤群間に有意差は認められなかった.
以上より, CS-8071日200mgの細菌性肺炎に対する有効性, 安全性は, CCL1日1,500mgと同等の成績が示された.
従って, CS-807は細菌性肺炎の治療に臨床的有用性が高い薬剤であると考えられた.