県立広島病院地域医療支援センター
県立広島病院消化器内科
県立広島病院整形外科
2012 年 53 巻 12 号 p. 839-845
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2型糖尿病で治療中の68歳男性.右膝の化膿性関節炎を発症した.CTで肝膿瘍が確認され,血液培養からKlebsiella pneumoniaeが検出された.膝関節の感染は肝膿瘍から血行性に波及したものと考えられた.腎膿瘍,前立腺膿瘍,敗血症性肺塞栓症も合併していた.膝病変以外は抗菌薬点滴により治癒したが,右膝化膿性関節炎に対して2回の手術が必要となり,術後も高度のADL障害が残存した.
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