富山県厚生農業協同組合連合会滑川病院内科 金沢大学消化器内科
富山県厚生農業協同組合連合会滑川病院内科
2019 年 60 巻 2 号 p. 63-69
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症例は50歳代女性.B型肝硬変に対するエンテカビルの導入後にbreakthrough hepatitisを発症し,核酸アナログ製剤を変更するも,HBVの増殖を制御できず,最終的にエンテカビル,ラミブジン,アデホビル,テノホビルに抵抗性となるも,インターフェロンの併用で,HBV-DNAを低値で安定させることができた.核酸アナログ多剤抵抗例に対して,インターフェロンの併用投与が有効である可能性がある.
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