肝臓
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症例報告
生体肝移植後20年以上無再発で良好な経過である原発性硬化性胆管炎の1例
古味 昌紘川中 美和木村 美名子小田 進太郎島田 佳祐河田 真由子石井 克憲谷川 朋弘浦田 矩代西野 謙末廣 満彦春間 賢長井 和之波多野 悦朗河本 博文
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2024 年 65 巻 2 号 p. 66-73

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抄録

原発性硬化性胆管炎(PSC:Primary sclerosing cholangitis)の発症や急速な進行を肝生検とMRCP(Magnetic Resonance Cholangio Pancreatgraphy)にて確認し,治療として施行した肝移植後も20年以上無再発で長期観察できた1症例を経験した.初診時の肝生検やMRCPではPSCを疑わせる所見は認めず,3年後にPSCと診断,その後半年で急速に著明な胆管拡張,黄疸の上昇,肝予備能の低下を認め生体肝移植を施行した.本症例は現在,肝移植後20年以上経過しているが,再発なく経過良好な症例であり,さらにはPSCの診断前から発症,急速な悪化,移植,その後の経過を観察しえた貴重な報告と考えた.

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© 2024 一般社団法人 日本肝臓学会
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