肝臓
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一過性にMonoclonal gammopathy (IgG-L type)を伴った肝硬変症の1例
山本 晋一郎山下 佐知子大橋 勝彦平野 寛
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1980 年 21 巻 5 号 p. 628-633

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抄録
IgG-L型M蛋白血症が一過性に出現した肝硬変症の1例を報告した.患者は51歳,男性で腹水と肝性昏睡のため入院し,入院時蛋白分画でγ位にstep-up pattenを認め,IgGは3,773mg/dlと高値を示し,免疫電気泳動でL型monoclonal IgGと判明した.尿中ベンスジョーンズ蛋白は陰性で骨破壊像はなかった.M蛋白血症は肝機能の改善とともに1カ月後に消失しPolyclonal patternに変化した.このように一過性にM蛋白血症が肝硬変の経過中に出現した例は従来の報告にみられなかった.
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© 社団法人 日本肝臓学会
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