関西病虫害研究会報
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原著論文
茶園におけるチャトゲコナジラミの捕食性天敵クロツヤテントウの予察灯と黄色粘着トラップによるモニタリング
小澤 朗人内山 徹
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2015 年 57 巻 p. 57-61

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抄録
静岡県の茶園においてチャトゲコナジラミの捕食性天敵であるクロツヤテントウの発生消長を予察灯と黄色粘着トラップを用いて2013年と2014年の2年間調査した。クロツヤテントウの成虫は予察灯に頻繁に誘殺され,予察灯によるモニタリングが可能であった。また,黄色粘着トラップにも誘殺されたが,1枚当たりの総捕獲数は予察灯よりは少なかった。予察灯による1日最多誘殺数は2013年が191頭,2014年は14頭,黄色粘着トラップの1枚1日当たりの最多捕獲数は2013年が0.2~1.0頭,2014年は0.2~0.8頭であった。予察灯,黄色粘着トラップともに,6月と8月にピークを持つ年間2山型の消長パターンを示した。茶園における本種の年間発生世代数は2世代と推定された。
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