日本火災学会論文集
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論文
臭素系難燃剤を含有するPMMAの熱分解挙動に関する研究
大谷 英雄宮沢 昭雄
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2003 年 53 巻 2 号 p. 55-60

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抄録
臭素系難燃剤の高分子物質に対する燃焼抑制効果を評価するため、TBBAを添加したPMMAの熱分解機構の変化について熱分析により定量的に検討した。また、臭素系難燃剤はアンチモンと同時に使用することによって相乗効果が発揮されるといわれているため、TBBAと同時に三酸化アンチモンを添加したものについても実験を行った。
TBBAを添加したPMMAでは、TBBAの添加量がある量を超えると低温の分解反応が抑制され、高温の分解反応は促進された。科学的な抑制作用のみを考えると、TBBAの最適添加量は、TBBAのみを添加する場合は約15wt%、TBBAと三酸化アンチモンを合わせて添加する場合は約10wt%と考えられる。
また、気体の臭素化合物の発生はTBBAのみの添加、あるいは三酸化アンモチンを合わせて添加した場合にも10wt%以下の添加では見られなかった。
(オンラインのみ掲載)
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© 2003 日本火災学会
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