一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
(一社)日本家政学会第54回大会
会議情報
きのこの嗜好性とイメージ
広井 勝
著者情報
キーワード: きのこ, 嗜好性, イメージ
会議録・要旨集 フリー

p. 109

詳細
抄録

きのこは自然食品としてその機能性が注目されている。そこで、きのこの嗜好性とイメージについて、女子学生を対象にアンケート調査を行った。きのこが好き、どちらかというと好きという回答が90.2%を占めていた。好きなきのこはシイタケ、エノキタケをあげる人が多かった。好きな理由は歯ごたえ、味が上位を占めていた。嫌いな理由は臭い、形、色など外観的判断で口にしない人が多い。きのこをよく食べる理由は、味覚の点と健康面、調理の容易さをあげる人が多かった。調理法としては、炒めるが最も多く、次いで汁物、炊き込む、煮るであった。きのこのイメージとしては、低カロリー食品、健康食品、ガン予防などよいイメージが多かった。好ましくないと答えた人は有毒、虫がいるなど暗いイメージを持っていた。

著者関連情報
© 2002 一般社団法人 日本家政学会
前の記事 次の記事
feedback
Top