肩関節
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脱臼
CTを用いたBristow変法術後骨癒合不良因子の検討について
柴山 一洋
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キーワード: Bristow変法, CT, 骨癒合
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2016 年 40 巻 2 号 p. 543-546

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抄録
 現在までにBristow変法術後骨癒合不良因子に関してのCTを用いた報告はない.今回当院のBristow変法における術後骨癒合不良因子の原因を解析したので報告する.
 対象は2011年12月から2014年12月までにBristow変法を行った36肩で全例男性で,平均年齢21.8歳であった.術式は直視下Bristow変法で同一の後療法で行った.評価項目はスクリューの長さ,スクリューとglenoidの角度,骨切り部のギャップ,骨片の高さ,骨片の設置位置(設置角度,設置位置)とし,ロジスティック回帰分析を行い,骨癒合不良群因子を解析した.
 ロジスティック回帰分析の結果は,スクリューの長さ,ギャップに有意差があった.
 Bristow術後のスポーツ復帰の重要な要素に骨癒合が挙げられる.今回の研究でスクリューの長さ,骨片間のギャップが骨癒合因子に重要であることがわかった.
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© 2016 日本肩関節学会
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