肩関節
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骨折
鎖骨骨幹部骨折に対するLCP Superior Anterior Clavicle Plateの治療経験
安井 憲司
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ジャーナル 認証あり

2016 年 40 巻 2 号 p. 557-559

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抄録
 鎖骨骨幹部骨折に対してLCP Superior Anterior Clavicle Plate®(Depuy Synthes社製)を用いて手術を行った症例の治療経過を報告する.本プレートを用いて手術を行い,6ヵ月以上の経過観察を行った29例29肩を対象とした.男性21例,女性8例,手術時平均年齢は55.3歳であった.骨折型はRobinson分類でType 2B1が8例,Type 2B2が21例であった.これらの症例で使用プレート,外固定期間,骨癒合の有無,合併症について調査した.使用プレートはクラビクルプレートが5例,ラテラルエクステンションが24例であった.平均外固定期間は12.3日であり,全例骨癒合が得られた.合併症は創周囲のしびれが3例,遷延癒合が1例,抜釘後の再骨折が1例であった.鎖骨骨幹部骨折に対する本プレートの治療経過は概ね良好であり,有用な内固定材料の一つと考えられた.
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© 2016 日本肩関節学会
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