肩関節
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治療法
リバース型人工関節術後の外旋機能評価
中溝 寛之, 堀江 亮佑, 川田 明伸
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2020 年 44 巻 1 号 p. 209-212

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抄録
 リバース型人工肩関節置換術(RSA)後の外旋機能について日常生活動作の評価方法であるADLERスコアを用いて評価した.対象は腱板断裂性関節症に対してRSAを施行し術後1年以上経過観察できた37例37肩(男18,女19)で術後平均観察期間は34 ± 12.5ヵ月(15-60)である.使用機種はin lay type 28例,on lay type 9例であった.検討項目は術前,最終診察時の肩自動可動域,臨床評価,小円筋の術前MRIにおける脂肪浸潤(Goutallier分類)と術後自動外旋角度やADLERスコアとの対比などである.術前および術後の平均肩関節自動可動域はそれぞれ屈曲63° から132° ,外転48° から113° ,外旋14° から28° へと改善した. Constantスコアは術前平均21点から術後平均59点へと改善した.ADLERスコアは同様に13点から24点に改善した.またADLERスコアは術前後の自動外旋角度と良く相関していた(術前後ともにp = .000).術前小円筋の脂肪浸潤(Goutallier分類)と術後外旋角度,ADLERスコアの対比ではStage 3群の術後自動外旋角度および術後ADLERスコアがStage 0から2の群よりも劣っていた.すなわち,術前に小円筋の脂肪浸潤が強ければ術後の自動外旋角度が小さく,ADLERスコアにも影響していることが示唆された.
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© 2020 日本肩関節学会
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