肩関節
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診察 • 診断法
バイオメカニクスから見た投球肩障害 「医師として投球のバイオメカニクス情報を診察・治療にどう反映させるか」
森原 徹松井 知之平本 真知子東 善一木田 圭重瀬尾 和弥来田 宣幸
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2020 年 44 巻 2 号 p. 269-275

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抄録
投球障害は,繰り返し行われる投球動作によって生じる.特に不良な投球動作は,肩関節障害をきたす要因の1つである.投球障害選手の治療やリハビリテーションを行うには,投球動作からどのようなメカニカルストレスが肩関節に生じているのかを考える必要がある.しかし,診察場面で,詳細な投球動作を分析することは不可能である.そのため当院では,まずワインドアップ期,アーリーコッキング期,レイトコッキング~アクセラレーション期,フォロースルー期に対応した簡易な身体機能評価を行っている.その結果を参考にしながら,診察場面でもシャドーピッチングのチェックを行い,身体機能評価の結果と照らし合わせる.本稿では,この簡易な身体機能評価法を紹介し,投球動作との関係性を考慮した具体的な診察室でのチェックポイントについて述べる.
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© 2020 日本肩関節学会
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