肩関節
Online ISSN : 1881-6363
Print ISSN : 0910-4461
ISSN-L : 0910-4461
骨折
上腕骨近位端骨折における骨粗鬆症治療の介入:大腿骨近位端骨折と比較して
上甲 厳雄内山 茂晴鴨居 史樹
著者情報
ジャーナル 認証あり

2020 年 44 巻 2 号 p. 306-309

詳細
抄録
 上腕骨近位部骨折(PHFx)は代表的な脆弱性骨折であるが,大腿骨近位部骨折に比べ頻度は少なく,骨密度などの骨粗鬆症検査・治療に関してのデータは少ない.今回,われわれは直近2年間,当院で治療したPHFx患者について骨粗鬆症検査や治療の有無,再骨折リスク因子を調査し,大腿骨頚部骨折患者データと比較検討した.PHFx患者に対する骨粗鬆症検査・治療率は大腿骨頚部骨折より少なかった.PHFx患者においても大腿骨頚部骨折患者同様に,低骨密度,脆弱性骨折既往あり,低ビタミンDなど,2次骨折のハイリスクであるため骨粗鬆症治療による骨折予防を積極的に行うべきである.
著者関連情報
© 2020 日本肩関節学会
前の記事 次の記事
feedback
Top