肩関節
Online ISSN : 1881-6363
Print ISSN : 0910-4461
ISSN-L : 0910-4461
治療法
リバース型人工肩関節置換術における術後3次元評価システムの精度検証 -2次元計測との比較-
間中 智哉伊藤 陽一市川 耕一平川 義弘松田 淑伸清水 勇人中澤 克優飯尾 亮介山下 竜一富本 彩夏中村 博亮
著者情報
ジャーナル 認証あり

2020 年 44 巻 2 号 p. 425-428

詳細
抄録
 リバース型人工肩関節置換術の術後CT画像を使用し,2次元(以下,2D)評価と3次元(以下,3D)評価を行い,検者間及び検者内信頼性を検証した.対象は12例.2D評価として,SYNAPSE VINCENT®を用いて計測した.3D評価として,Zed Shoulder®を用いた.肩甲骨関節窩傾斜角(以下,GI),肩甲骨関節窩前後捻角(以下,GV),ステム後捻角(以下,SR),上腕骨オフセット(以下,HO)を計測した.2名の整形外科医で,1か月以上の間隔を空けて2回計測した.2D計測と3D計測の検者間及び検者内信頼性を級内相関係数(ICC)にて算出した.検者間信頼性において2D計測のGI,SRと3D計測のHOが低く,検者内信頼性において2D計測のGV,HOと3D計測のSR,HOが低かった.今後,3D評価のさらなる再現性と正確性の確立のため,3Dで各種パラメータを自動表示するために必要な肩甲骨及び上腕骨上の特徴的な点をとる方法を検討する必要がある.
著者関連情報
© 2020 日本肩関節学会
前の記事 次の記事
feedback
Top