肩関節
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検査
肩腱板・関節唇に対する放射状MRIの有用性と撮影方法
森原 徹木田 圭重古川 龍平小椋 明子本多 宏明佐々木 健太朗竹島 稔
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キーワード: 腱板, 関節唇, 放射状MRI
ジャーナル 認証あり

2021 年 45 巻 2 号 p. 226-231

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抄録
 肩腱板は,解剖学的に上腕骨頭を包み込むように上腕骨頭の小結節および大結節に,肩関節唇も同様に関節窩縁に全周性に付着している.腱板・関節唇損傷の評価としてMRIは有用であるが,従来の斜位冠状断面像や横断面像ではpartial volume effectによって評価できない部位が存在する.腱板評価に対する放射状MRIの撮像方法として,肩甲骨関節窩に平行な矢状断面を位置決めのレファレンス画像として用い,関節窩中央と上腕骨頭中心を結ぶ線を回転軸として,全周性に7.5度間隔で24枚の撮像を行った.関節唇評価に対する放射状MRIの撮像方法として,関節窩の上下および前後の傾きを補正して関節窩縁全周を含むスカウトビューを撮像し,関節窩中央を中心に7.5° ごとに設定した.放射状MRIでは腱板付着部すべてを正確に描出することができ,臨床的に重要な前・後上方の腱板断裂部の描出に優れ,断裂形態の描出も可能となり,術前評価に有用であった.関節唇評価については,関節唇付着部である前下方,後上方の損傷部位を正確に描出することができ,放射状MRIは術前評価に有用であった.
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© 2021 日本肩関節学会
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