肩関節
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筋腱疾患
鏡視下上腕二頭筋腱固定術の術後成績
広沢 直也佐々木 裕落合 信靖橋本 瑛子梶原 大輔嶋田 洋平伊勢 昇平
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2021 年 45 巻 2 号 p. 358-361

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抄録
 我々は,腱板断裂に合併した上腕二頭筋長頭腱(以下,LHB)病変に対し,鏡視下腱板修復術と同時にソフトアンカーとインターフェレンススクリューを併用した腱固定術を行っている.今回,その術後成績を報告する.1年以上経過観察し得た156例156肩を対象とした.腱固定方法は,大胸筋停止部近位で骨孔作成し骨孔底部にソフトアンカーを挿入,直上のLHBにアンカーの糸を通し,腱切離後に骨孔内に腱断端をアンカー糸にて誘導し5mm径のインターフェレンススクリューを用い最終固定を行う.検討項目は,臨床成績としてJOA, UCLA スコア,結節間溝の圧痛,ポパイサイン,MRI所見とした.術前平均JOA スコア62.3点,UCLAスコア 14.3点,最終経過観察時平均JOA スコア96.4点,UCLA スコア33.8点と有意な改善を認め,結節間溝の圧痛は2.6%,ポパイサインは3.2%で認めた.MRIは,94.2%で結節間溝内にLHBを認めた.我々の腱固定方法は,臨床成績,美容外観,MRI評価において良好な成績を示し有用な結果であると考えられた.
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© 2021 日本肩関節学会
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