肩関節
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その他
繰り返す肩関節血腫症例の診断と臨床的特徴
和才 志帆内山 善康今井 洸渡辺 雅彦
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2021 年 45 巻 2 号 p. 392-395

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抄録
 繰り返す肩関節血腫は比較的稀な病態であり,当院で治療を行なった症例について,その特徴を検討した.2015年1月から2019年3月の間に,繰り返す肩関節血腫を認め,当院で治療を行なった6例6肩(男性2例,女性4例),平均年齢69.5 ± 5.5歳を対象とし,平均経過観察期間は16.5 ± 5.6ヶ月であった.全例,関節鏡下滑膜切除術を施行した.検討項目は血液凝固異常,外傷歴,画像所見による腱板断裂,関節症性変化,滑膜増生,骨浸潤の有無,病理診断,肩関節血腫の再発の有無である.全例血液凝固異常はなく,外傷歴は2例33%に認め,全例で腱板断裂,関節症性変化,赤褐色絨毛様の異常滑膜増生を認めた.MRIでの骨浸潤は2例33%,びまん型腱滑膜巨細胞腫(D-TGCT)に特徴的な結節性病変は1例17%に認めた.病理所見よりD-TGCTの診断に至ったのは1例のみであった.術後,全例で肩関節血腫の再発は認めなかった.
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© 2021 日本肩関節学会
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