肩関節
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骨折
上腕骨近位端骨折の単純X線とCTを用いた新北大分類の比較
植田 晋太郎武長 徹也土屋 篤志後藤 英之杉本 勝正村上 英樹吉田 雅人
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2022 年 46 巻 2 号 p. 313-316

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抄録
 上腕骨近位端骨折術後の骨頭壊死予測に関して,medial calcarの計測値が重要となってくる.今回,これらを計測するにあたり,medial calcarの前方か後方かで計測値や分類にどれだけの相違が生じるか,単純X線像,CTを用いて検討した.骨接合術を施行した上腕骨近位端骨折患者に対して,これらの計測を行い,新北大分類を用いて分類をした.単純X線像を用いた場合とCTを用いた場合とで,分類する際にどれだけの相違が生じているのかを調査した.2014年から2020年に,上腕骨近位端骨折に対して,骨接合術を施行した44例44肩を対象とした.単純X線像を用いた場合,medial calcar length 6.01 ± 4.2mm,medial hinge disruption 11.72 ± 5.7mm,新北大分類は,type1Aが18例,type1Bが22例,type2が2例,type3が2例,CTを用いた場合,medial calcar length 5.42 ± 3.7mm,medial hinge disruption 11.40 ± 4.6mm,新北大分類は,type1Aが24例,type1Bが16例,type2が1例,type3が3例であった.単純X線像単独での計測では,posteromedial calcarではなく,anteromedial calcarを計測していることが多いことがわかった.そして,このことが分類の相違の原因の1つとして考えられた.
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© 2022 日本肩関節学会
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