肩関節
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骨折
八重山群島で発生した上腕骨近位部骨折に関する調査
津覇 雄一仲里 翔太呉屋 五十八吉川 誉士郎喜瀬 正行当真 孝山口 浩森山 朝裕西田 康太郎
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2025 年 49 巻 2 号 p. 380-383

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抄録

近年,社会保障費の増大防止のため,骨粗鬆症性骨折の予防は勿論,二次性骨折防止の重要性が報告されている.椎体・大腿骨近位部骨折後に関しては,二次性骨折防止の認識が広まってきている.一方,上肢骨折(橈骨遠位端骨折,上腕骨近位部骨折)は,椎体・大腿骨近位部骨折と比較して若年発生で,骨折後の骨粗鬆症治療介入が少ないと報告されている.今回,八重山群島で発生した上腕骨近位部骨折に関して後ろ向きに調査した.本研究結果では,上腕骨近位部骨折は受傷時平均年齢65.5歳と比較的若年発生で,受傷前・後とも骨粗鬆症の介入が少なく,二次性骨折への移行は椎体・大腿骨近位部が多く,1年以内の死亡率は2.5%であった.上腕骨近位部骨折は,二次性骨折へ移行例・死亡例を認めるため治療を行う際には,合併症も含めた全身状態に十分注意して診療に臨むべきである.

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