2025 年 49 巻 2 号 p. 447-451
On-lay型リバース型人工肩関節置換術 (RSA) の, lateralizationとdistalizationに関する画像評価と臨床成績との関係を調査した. 対象はRSA術後の27例27肩で, 術後単純X線にてlateralization shoulder angle (LSA), distalization shoulder angle (DSA) を計測した. LSAは75-95°の範囲内とそれ以外の群に, DSAは 40-65°の群とそれ以外の群に分け, 術後の臨床スコア (ASES, JOA), 自動可動域 (屈曲, 下垂位外旋, 内旋) と比較検討した. LSAは75-95°の範囲内で, DSAは 40-65°で内旋が有意に良かった. JOA score良好群でLSAは大きく, ASES score不良群でDSAは大きかった. On-lay型RSAにおけるlateralizationとdistalizationは, 至適角度で良好な術後成績を示すことが示唆された.