2025 年 49 巻 2 号 p. 536-540
イメージで肩関節を外転挙上し,肩峰下インピンメントを生じた症例を報告する.症例は77歳男性である.術中インプラント挿入後,外転90度付近で肩峰と大結節部とのインピンジメントを認めた.大結節部tuberoplastyと肩峰下骨棘切除術を施行した.直視下に肩峰下インピンジメントが回避でき,再度透視下で挿入インプラントの設置位置と外転挙上での肩峰下インピンジメントのないことを確認した.術後1年では,肩峰骨折やscapular notchingの所見はなく,肩関節機能は改善した.