九州歯科学会雑誌
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原著
九州歯科大学オープンキャンパスの概要とその評価
木尾 哲朗牧 憲司小野 堅太郎笠井 宏記永吉 雅人邵 仁浩西原 達次
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2009 年 63 巻 1 号 p. 24-31

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抄録

オープンキャンパスは,大学が入学を考慮している者に対して施設を公開し,学校への入学意欲を高めて貰おうとする入学促進キャンペーンの一種である.九州歯科大学では平成18年度に設置者が福岡県立大学から公立大学法人となり,本学のアドミッションポリシーが制定されたことを受け,新たなオープンキャンパスの実施が検討され,平成19年度と20年度に新しいオープンキャンパスが行われた.その概要とオープンキャンパス参加者の企画への満足度などに関するアンケート調査の結果について報告する.18年までと比較して19年は4企画,20年は3企画を追加し,実施コンセプトとして,双方向性で参加者が選択可能な形態とした.参加者数はそれぞれ154名,204名で過去の参加者より多かった.参加者を福岡県内と県外に分けると,ほぼ1:1であったが,学生に限ってみると55%が福岡県外からの参加者であった.アンケートの感想では良好である(良かった,どちらかというと良かった)と回答した参加者は99%であり,ほとんどの参加者がオープンキャンパスに参加したことを肯定的に捉えていた.
今後,より良いオープンキャンパスの実施には,教員,職員,学生の力の結集が必要であると思われる.

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© 2009 九州歯科学会
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