九州歯科学会雑誌
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表面処置の違いによるインプラントアバットメントスクリューの プレロード値の比較
林    泰武呉    文元鱒見  進一
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2016 年 70 巻 1 号 p. 20-29

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抄録
長期の臨床経験から,従来の固定性補綴装置は,隣接歯に損傷を与えるだけでなく,修復した歯の歯根も破壊するということが明らかになった.これらの問題を解決するために,テレスコープクラウンの概念が発展したが,その製作は非常に困難である.そこで我々は,根面アタッチメントとクリップによる可撤性二重冠(A-タイプ),ボールアタッチメントとラバーキャップによる可撤性二重冠(B-タイプ),およびT-ポスト合金プレートで支持する可撤性ポンティック(C-タイプ)の3種の衛生的可撤式補綴システム(RHPS)を開発し,台湾,中国,日本,米国,ドイツにおける特許を取得した.今回,これら3種の特徴について論文として紹介するとともに,臨床応用について検討した.  本システムの長所は以下のとおりである. 1.本システムは容易に清掃が行えるよう設計されている. 2. 根面アタッチメントとクリップ,ボールアタッチメントとラバーキャップおよびT-ポスト合金プレートにより,患者は安定した通常の咀嚼機能が行える. 3. クラウンの両端に設置したオクルーザルレストは,脆弱な歯の破折を防止し,隣接歯への咬合圧分配を可能にする.
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© 2016 九州歯科学会
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