九州歯科学会雑誌
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歯周組織再生におけるin situ tissue engineering approarch を再考する
白方  良典中村  利明野口  和行
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2016 年 70 巻 3 号 p. 57-67

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抄録
歯周炎は歯周組織の破壊をきたす世界的にも広く蔓延する炎症性疾患である.これまで40年,破壊された歯周組織の再生を目的に骨移植術,組織再生誘導法,成長因子の利用,またはこれらの併用といった様々な治療法が実践されている.さらに近年では再生医学領域においてスキャホールド(足場材),成長因子さらに細胞を用いた組織工学的手法が発展している.しかしながらこれらのアプローチによりもたらされる結果はばらつきが大きく,その限界も指摘されている.そこで本総説では,将来的に体外から細胞導入を行わず歯周組織欠損「その場:in situ」での環境整備を行うことで,臨在する宿主由来の前駆細胞/幹細胞を効率的に活性化し自己修復能を引き出すいわば「in situ tissue engineering approach」を用いた歯周組織再生療法について概説する.
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© 2016 九州歯科学会
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