京都大学医療技術短期大学部
社会保険健康事業財団
2005 年 13 巻 4 号 p. 3-13
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30歳から70歳までの年齢コホートを6年間追跡し,体重の推移を性別に比較検討した。その結果,以下のことが明らかになった。体重は男女とも50歳代前半まで有意に増加し最大体重値になり,その後60歳代中頃から有意な低下に転じる。男性の体重は女性の体重よりも速く最大値に達し,減少する。成人では体重が増加するので最大体重値を抑制する体重管理が必要であろう。一方高齢者では体重が減少に転じることから,極度の肥満者を除けば積極的な減量指導は必要ないかもしれない。
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