日本機械学会論文集 A編
Online ISSN : 1884-8338
Print ISSN : 0387-5008
有限要素法によるJ積分の評価に関する研究
三好 俊郎白鳥 正樹
著者情報
ジャーナル フリー

1981 年 47 巻 424 号 p. 1323-1330

詳細
抄録

本研究は, 弾塑性破壊力学におけるパラメータであるJ積分を有限要素法によって評価する場合の問題点について論じたものである.破壊じん性試験において用いられる三点曲げ材, CT材を対象として要素の分割寸法, 構成方程式, J積分評価法(径路積分法, エネルギ法, CT材との併用法), 要素形状がJ積分評価に及ぼす影響を検討し, エネルギ法が最も信頼できるJ積分評価法であることを示した.

著者関連情報
© 社団法人日本機械学会
前の記事 次の記事
feedback
Top