宮城県農業・園芸総合研究所
2009 年 2009 巻 60 号 p. 208-211
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春まきキャベツにおける被覆植物(白クローバー)混植区と除草区での害虫発生量は,コナガでは区間に差が認められなかったが,タマナギンウワバ,アブラムシ類およびモンシロチョウは除草区よりも被覆植物混植区で少なかった.圃場に飛来するモンシロチョウ成虫数は,雄雌ともに除草区よりも被覆植物混植区で少なく,それに伴い産卵数が著しく少なくなった.被覆植物により寄主植物であるキャベツが隠蔽されたために,雌成虫の産卵行動が抑制されたものと考えられた.
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