2015 年 2015 巻 66 号 p. 27-30
アミスルブロム顆粒水和剤を水稲育苗箱に1,000 倍(登録の倍濃度)または2,000 倍で500ml/箱,播種時覆土前かん注し水稲育苗後,あるいは1,000 倍および2,000 倍で500ml/0.18m2,ハウス内土壌にかん注後,作付けしたコマツナ,シュンギク,ホウレンソウの残留分析で,アミスルブロムは3 作物とも検出されなかった.したがって,本剤を登録要件の2,000~4,000 倍で500ml/箱,播種時覆土前かん注し,ハウス内で水稲育苗後作としてコマツナ,シュンギク,ホウレンソウを栽培しても残留基準値超過リスクは低いと考えられる.