2016 年 2016 巻 67 号 p. 178-181
イチゴ親株圃で数種気門封鎖型薬剤の防除効果を検討したところ,ハダニ類が少発生の場合には気門封鎖型薬剤を1 週間程度の間隔で複数回散布することでハダニ類密度を抑制できるものと考えられた.一方,ハダニ類の発生が多い場合には,特に防除効果の高かったマシン油乳剤,調合油乳剤,デンプン液剤を3 日程度の間隔で複数回散布することが効果的であった.また,気門封鎖型薬剤は植物体上に被膜を作ることが懸念されたが,イチゴ炭そ病に対する殺菌剤の防除効果の低下は見られなかった.