北日本病害虫研究会報
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テンサイ西部萎黄病の発生生態と発病抑制方法 3 冬期のハウス管理による発病抑制効果
三宅 規文安岡 眞二森井 悠太
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2017 年 2017 巻 68 号 p. 190-193

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抄録

越冬場所である冬期被覆ハウスからテンサイほ場へのモモアカアブラムシの飛来によるテンサイ西部萎黄病発病状況を解析する場合,その調査適期は7月下旬から8月中旬であることを示した.また,テンサイ西部萎黄病を抑制するためには,冬期に無加温を含む被覆ハウス内にある雑草および作物残渣を除去し,主要な媒介虫であるモモアカアブラムシが越冬できない環境とすることが効果的であることを明らかにした.すなわち,2015年1月から2月に北海道の十勝地方全域で,被覆ハウス内部の雑草および作物残渣を除去するとともに栽培作物の殺虫処理を徹底するなど,冬期の被覆ハウス内部の管理による本病抑制効果を大規模に検証した結果,調査対象としたすべての地域でモモアカアブラムシの一次飛来による本病の発生が前年同時期と比較して抑制された.一方で,ハウス管理を実施できなかった一部の地区では前年と同程度に本病が多発生した.

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