北関東医学
Online ISSN : 1881-1191
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原著
日本人がん患者の倦怠感の感覚に関する研究
平井 和恵神田 清子細川 舞高階 淳子
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キーワード: 倦怠感, がん患者, 知覚, 日本人
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2014 年 64 巻 1 号 p. 43-49

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抄録
【目 的】 日本人がん患者が表現する倦怠感の感覚を明らかにし, その特徴を明らかにする. 【方 法】 入院または通院中の日本人がん患者400名を対象に自由記載による質問紙調査を行い質的分析を行った. 【結 果】 全237コードから身体的感覚, 精神的感覚, 認知的感覚, 言葉にできない感覚の4コアカテゴリが抽出された. 【考 察】 身体的感覚は「身体に知覚される不快な感覚, 身体機能の低下, 身体コントロール感の喪失に特徴づけられる感覚」, 精神的感覚は「心身の活動に対する意欲や気力の低下, 精神的安寧の阻害に特徴づけられる感覚」, 認知的感覚は「思考や集中力の低下に特徴づけられる感覚」, 言葉にできない感覚は, 「他者に理解できるような表現のしにくい感覚」と説明された. 日本人がん患者の表現する倦怠感は「エネルギー欠乏に関連した機能状態の低下および不快さに特徴づけられる主観的で多次元的な感覚」と説明でき日本語圏外での先行研究に一致した.
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© 2014 北関東医学会
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