高分子
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食品製造における高分子膜の利用
鍋谷 浩志〓原 昌司
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2008 年 57 巻 12 号 p. 970-973

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抄録
精密ろ過,限外ろ過,および逆浸透といった膜分離技術は,加熱を伴わない省エネルギー的な分離法である。また,最近では,限外ろ過と逆浸透との中間的な性能を有するナノろ過技術も開発され,注目されている。本報では,ナノろ過法を含めた膜分離技術の特徴を概説するとともに,食品産業における応用の現状と今後の展開の可能性を紹介する。
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© 社団法人 高分子学会
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